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悪魔の花嫁 最終章2
悪魔の花嫁最終章 2 (ボニータコミックス)





1975年、月刊プリンセス創刊号から連載されていた、池田悦子原作 あしべゆうほ作画のホラーファンタジー漫画「悪魔の花嫁」(デイモスのはなよめ)

小学校低学年の頃、近所のお姉さんがくれた何冊かの雑誌の中に「プリンセス」も入っていて、うっかり読んでしまった「悪魔の花嫁」があまりにコワかったため、その後しばらく「プリンセス」には手も触れられなくなったというのは、嘘みたいなホントの話。

いったい何がそんなに怖かったのか…
今となっては(自分のことだというのに)、そんな繊細な子どもの心理など解らない。
ただ、その時以来、細かいストーリーは忘れてしまったにも関わらず「百合の花は血の匂い」というフレーズが、頭に焼き付いて離れなくなった。


ところが、中学生ともなると 今度は逆に、あの一種独特のダーク(というか陰湿)でドロドロな雰囲気に 大ハマりしてしまったのである。
その当時の既刊16巻、各話のタイトルを全て暗記し、どの巻にどのタイトルが入っているのかまで完璧に覚えていた。
それくらいハマった(笑)




遥かな昔、妹である女神ヴィーナスを愛したために大神ジュピターの怒りに触れ、悪魔の姿に変えられてオリンポスを追放されたデイモス。
一方、ヴィーナスは、黄泉に堕とされ縛められて、生きながらにして徐々に全身が朽ちていくという恐ろしい罰を受ける。

ヴィーナスを救うためには、彼女にそっくりの人間の娘を見つけ出し、魂を移しかえなければならない。

長い長い時を経て、デイモスがやっと見つけ出したヴィーナスに瓜二つの少女が、伊布美奈子。

美奈子を黄泉へと連れ去るべく、デイモスはあの手この手で人間の醜さを美奈子に見せつける。
そしてやがては生きることに絶望し、自分の手を取るようにと仕向けるのだが…


ところがこれが、そう上手くはいかない。
美奈子がなかなかにしぶといのと、美奈子の周りをうろうろしているうちに、デイモスが美奈子に惹かれ始めたからである(笑)



コミックス一冊に、5~7話の短編が収録されていて、各話ごとに主役は異なり、そこにデイモスや美奈子が絡んでいくというオムニバス形式。

たいていはブラックな結末で、それはそれで面白かったけれど、私は、8巻に収録されていた「仮面の道化師(ピエロ)」や9巻の「寒牡丹夜話」、16巻の「恋の重荷」など、しみじみとした余韻の残る話が好きだった。


美奈子は日本人なんだから、ヴィーナスに似てるわけないだろとか、美奈子の家族はどうしてちっとも出てこないの?とか、ツッコミどころも多々あったが、それを補って余るほど面白かった。


「恐ろしい悪魔の姿」とかいっても、あしべゆうほさん描くところのデイモスは超イケメンだったし、そのイケメンにストーキングされている美少女という構図がツボにハマったのか、私のほかにもディープなファンが周りにはいた。

美奈子に近付く男どもは軒並み破滅の道を辿ったが、どう見てもそいつらよりデイモスのほうがいい男なので、さして美奈子に同情することもなく、むしろ美奈子が羨ましい!というのが当時のオトメの心情だった(笑)
なんのかんの言っても、美奈子がトラブルに巻き込まれて危なくなると、必ずデイモスが助けてくれるしね…



1984年に出た16巻を最後に、待てど暮らせど出る気配がない続刊を待ち続けて、もう諦めかけた6年後の1990年に出た17巻。
その17巻から更に18年後の2008年、行きつけの本屋で「悪魔の花嫁 最終章1」の背表紙を見た時には我が目を疑った。

ついに続きが読める…!!!


…が、読み終えてまず思ったのは

何があったの?!

だった。


美奈子が、美人に見えない…。
全体的に絵が雑。
ストーリーに、以前のようなキレがない。


最終章第1巻には「華の畢」と「翅のある死体(前編)」が収録されている。
いくらがっかりしたとは言っても、あれほど待ち続けた作品、しかも「翅のある死体」は続き物だったので、昨年12月に出た2巻ももちろん買った。

2巻に収録されているのは「翅のある死体(後編)」と「待ちぼうけ(前編)」
また次が出るまで1年半も待たされるのなら、以前のように1話完結の短編を5~6話入れてくれるほうが読者に親切だと思うけどなぁ…。


2巻も、やっぱり雑な印象が否めない。
デイモス以外のキャラが、美奈子でさえも、美しく見えないのだ。
デイモスと美奈子がメインキャラとはいえ、各話ごとの主役となるサブキャラ達は、以前はもっと丁寧に描かれていた。


表紙のカラー絵は美しいが、これまた以前のように、背景や構図や衣装に凝ったりはしないのね~と、ちょっと寂しい。
16巻の表紙の、能装束のデイモスとか好きだったのに。



長い長いブランクの後の連載再開って、やっぱりあちこちに無理が出てくるんだなぁと、26年前には影も形もなかった携帯電話を買う美奈子の姿に、歳月の流れを思った。


悪魔(デイモス)の花嫁―最終章 (1) (BONITA COMICS)悪魔(デイモス)の花嫁―最終章 (1) (BONITA COMICS)
(2008/06/16)
あしべ ゆうほ池田 悦子

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[2010/02/18 15:21] あしべゆうほ | トラックバック(0) | コメント(6) | @
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