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尾道は坂の街
尾道

「おれがあいつであいつがおれで」(山中恒/作)という児童文学をご存知でしょうか?
言わずと知れた、映画「転校生」(大林宣彦/監督)の原作です。

ひょんなことから、男の子と女の子の中身が入れ替わってしまうというお話。
原作を初めて読んだ時の私は、小学校高学年で、主人公のふたりと同じ年頃でした。
おもしろいお話なのですが、どうにも照れが先に立ち、素直に楽しめなかった覚えがあります。

いきなり異性の身体になってしまった自分に戸惑い、混乱し、もてあます様子がリアルで、なんだかこう、むずがゆいというか、読んでるこちらまで恥ずかしくなってしまって。
ただおもしろいと言うより、当時の私にはどうにも表現し難い、思い出すたび複雑な気持ちになるお話でした。


その数年後、映画「転校生」をテレビで観た時の衝撃といったら!
あの原作が、こんな映画になるのかと…。
いえ、決して原作を貶しているわけではありません。

尾道という古き良き街を舞台に選んだことを含め、監督のセンスと役者さんたちの演技力で、こんなにも情緒あふれる映画になるのかと、ただただ感心したのです。

映画のふたりは、原作よりも年上の中学生。
小林聡美さん演じる斉藤一美は、ほんとの男の子みたいにやんちゃで元気が良くて、その思い切りの良い演技は清々しいほどでした。


一美が、8ミリ映像の中でだんだん小さくなっていくラストシーンが忘れられません。
背中を向けた彼女は、はじめはゆっくりと歩いて行くのですが、そのうち軽やかにスキップしながら遠ざかってゆきます。
その後姿にかぶさるように流れる、トロイメライの旋律も美しく…。


よくあるパターンかと思いますが、その後、同じく尾道を舞台にした「時をかける少女」を観て更に惚れ込み、尾道に旅行したことは言うまでもありません(笑)


そして、つい先日、十数年ぶりに再び尾道を訪れました。
石畳の細い路地、坂道、石段、点在する古いお寺。

車が入れない、迷路のように入り組んだ路地のそこかしこに、猫がいます。
みんな飼い猫で、夕方にはちゃんと家に帰っていくとのこと。
車が入れないのですから、飼い主も安心して放し飼いにできますよね。


坂道と石段の続く散歩コース(?)を4時間も歩き続けたら、足がぱんぱんになりました。
私、毎日1時間は散歩してるんですけど、所詮は平地…。
延々と続く坂道と石段の前には、そんな努力は無に等しく、体力不足を実感しました(^^;
地元の方々はさぞや足腰が鍛えられていることでしょう。


それにしても、家を改築する時の資材の運搬とか、大型家電を買い換えた時とかは、たいへんだろうなぁと思います。郵便配達や宅配業者の方も。
あれだけ石段があると、車どころかバイクや自転車での移動も難しそうだし、ひたすら歩いて配達するしか…。


よそ者の私たちは、どこか懐かしい街並みに見惚れて、のん気に「良いところだね」とか言ってるけど、実際にそこで暮らしている人たちには、いろんな苦労があるんだろうなぁ…。


でも、よそ者の私はやっぱり、歩いていてこんな小路を見つけたら嬉しくなってしまい、勝手ながら、次に来る時も変わらない街並みであってほしいと思うのです。

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テーマ:邦画 - ジャンル:映画

[2009/05/12 14:46] 徒然 | トラックバック(0) | コメント(2) | @
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コメント
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e-102asagiさん♪こににちはん^^
山中恒の本は我が家にもあります~。
でも映画は観たことありませんでした~。
時をかける少女も風景が素敵でしたよね~。
ちょっと趣が違うかもしれないけれど、
私が小5まで住んでいた「小樽」は坂の町だったんです♪
なので、坂の町って好きですね~。
坂の上から見える海が好きでした♪

石畳の美しさに。。。。
asagiさんの流れる文章に。。。。
うっとり~(*´ω`*)
[2009/05/13 14:42] URL | 七色しゃん♪ #- [ 編集 ]
--七色さんへ--
七色さん、こんばんは♪

小樽にお住まいだったんですか!

独身の頃、一度だけ北海道に行きました。
10日くらいかけて あちこちまわったのですが、10日程度じゃ全然足りませんでしたよ…(^^;

夜の小樽は、運河が街の灯を映して それはそれは綺麗でした。
もちろん、昼間見ても綺麗な街でしたが^^
北海道は、本州のどことも似ていませんね。

本州は、どこを旅しても(もちろん地域色はありますが)、どこかしら似通った雰囲気があって、だからこそ初めての土地でも懐かしいと感じることがあるのですが、北海道は違います。

でも、だからこそ好き(*^^*)
また行きたいなぁ…。

嬉しいコメント、どうもありがとうございましたm(__)m


[2009/05/13 23:56] URL | asagi #9kA7E2gM [ 編集 ]
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