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ふゆのはなし
ふゆのはなし (世界傑作絵本シリーズ・スイスの絵本)ふゆのはなし (世界傑作絵本シリーズ・スイスの絵本)
(1971/03)
エルンスト・クライドルフ

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今日は、季節感を全く無視して(いつもたいしてこだわってませんが)、エルンスト・クライドルフの「ふゆのはなし」を。
巻末の作者紹介には「スイスの絵本の歴史のうちで、明けの明星のようにかがやく、詩人作家」とあります。


「ふゆのはなし」は、今年3月に限定復刊しました。
1992年にも限定復刊していて、私が持っているのはその時のものです。
今回もまた、版元の在庫がなくなり次第、重版未定となるそうです。



七年に一度、雪あらしのなかを降りてきて、七人の小人の家を訪ねるという白雪姫。
その白雪姫に会いたくて、七人の小人のいとこの三人の小人が、冬の日の朝、旅に出ます。


旅の途中で出会うのは、
歌の上手な「ウソ」という鳥、
氷の上をスケートですべる氷の精、
小人たちを乗せたそりを引いてくれる親切なリス、
氷のほら穴に座る氷の小人。


やっと辿り着いた七人の小人の家では、十人の小人が白雪姫を囲んで、宴が始まりました。
このお話の白雪姫は、もう小人たちに守られていた少女ではなく、たおやかで落ち着いた大人の女性です。


でも今、あなたたちの家にいるあいだは、わたしは、妃ではないの。
あのころとおんなじ白雪姫だわ。



そう言って、氷の精たちと一緒にスケートに興じ、小人たちのそり遊びや雪合戦を見物する白雪姫。
でもやっぱり、白雪姫より小人たちのほうが子どもみたいです。
白雪姫がいてくれるのが嬉しくて嬉しくて、それはもう、子どものようなはしゃぎよう。


けれど、そんな楽しい時間は束の間。
翌日の夕暮れ、雪のうずに包まれ、雲に乗って、白雪姫は去りました。
まるで雪が見せた幻のように。


「白雪姫は、どこにとんでいったのかねえ?」
と、ひとりがききました。
「雲の中のどこかかな?それとも、雲をこえた、もっと遠くかな?それとも、もっとずっと遠くの、どこかの星の上かしら?」
と、みんなはいろいろかんがえました。
でも、ひとりはいいました。
「白雪姫は、じぶんの国の、じぶんのお城にとんでかえって、じぶんの玉座にすわり、もとのようにお妃になっているのかもしれないよ。」




白雪姫は、もうこの世のひとではないのでしょうか?
小人たちの言葉に、ふとそんなことを思いました。



雪の描写がとても美しい絵本です。

夜明け前は薄紫、朝日が射すと、ほのかなばら色に染まる雪原。
木の枝からさらさらと零れ落ちる、粉砂糖のような雪。
白雪姫を包む雪のうず。

繊細で、どこかしっとりとした美しい絵柄です。


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テーマ:絵本 - ジャンル:本・雑誌

[2009/06/09 15:31] エルンスト・クライドルフ | トラックバック(0) | コメント(0) | @
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