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夏の小鳥たち
夏の小鳥たち (1976年)

ネットを始めて10年近く経ちます。
子どもの頃、学校の図書室で読んだ本をもう一度読みたいと思い、探し始めたのがきっかけでした。


顔も知らない親切な方々やネット古書店さんのお陰で、探していた本は次々と見つかり、私の元へやってきてくれました。
自分の足で探していたのではとてもこうはいかなかっただろうと思うと、つくづく便利な時代になったものだと思います。


ペネロピ・ファーマーの「夏の小鳥たち」は、そうして見つかった本の中の一冊です。


「鳥の館」と呼ばれる古いお屋敷に祖父と共に暮らしているシャーロットとエマの姉妹は、五月のある朝、登校途中に不思議な少年に出会います。
少年は二人に飛び方を教え、その後ほかの子ども達にも次々と教えてゆきました。


そうして、夏休み、大空を人間の子ども達がツバメのように飛んで行くのです。
カモメと一緒に波と戯れ、自在に空を翔る子ども達をどれほど羨ましいと思ったことか!


子ども達の通う学校の教師、ハリバット先生は少年に「私にも飛び方を教えてもらえないかしら?」と頼みます。
少年はとても申し訳なさそうに「だめなんです。ぼく、子どもだけしか教えられないんです。」


それを聞いた後の先生の言葉が胸に刺さります。


「みんなは運がいいのよ。
みんなと同じ年頃には、先生もいつも飛びたかったわ。
一度 ―― そう、いちどは、もうすこしで飛べそうになったわ。
いまのみんなと同じようだったと思うわ。」



けれど、子ども達も心のどこかで知っているのです。
自分達もいつかは先生と同じように飛べなくなる日が来ることを。


きらきらとした思い出を残して、夏休みは終わりを告げます。


昭和51年に篠崎書林から出たこの本は、洋書のような洒落た装丁で、ちょっと見には児童書に見えません。
山口幸平氏の繊細な挿絵も素敵です。


同じシリーズの本に「冬の日のエマ」「ある朝、シャーロットは…」の二冊がありますが、この二冊も中身はもちろん見た目もとても綺麗な本です。


篠崎書林 昭和51年7月10日発行
ペネロピ・ファーマー/作
山口圭三郎/訳
山口幸平/画


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テーマ:児童文学・童話・絵本 - ジャンル:小説・文学

[2007/07/21 16:41] ペネロピ・ファーマー | トラックバック(0) | コメント(0) | @
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