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「鋼の錬金術師」第26巻
鋼の錬金術師 26 (ガンガン コミックス)鋼の錬金術師 26 (ガンガン コミックス)
(2010/08/12)
荒川 弘

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この26巻が出たのは8月です。

これ読んだ後、封印していた少年ガンガン6月号と7月号をようやく解禁して、完結まで一気に読んだらもう魂が抜けたみたいになっちゃって(笑)

「胸にぽっかり穴が空いたような」とはよく言ったもので、本当にそんな感じでした。

終わったんだなぁ…と思うと寂しくて寂しくて、感想を書くどころか 一読した後はコミックスも本誌も二度と開けられなくなりました。


いろんな事情で打ち切りになったり、不幸にも作者が亡くなってしまい 結末を知ることが叶わない小説や漫画もある中、こんなにも好きな作品を完結まで追いかけることが出来て、本当に幸せだと思います。
なのに、この喪失感。
いいトシしていい加減にしろと自分でも思いますが、やっぱり寂しいものは寂しい。

まるで、すごく仲のよかった友だちがお嫁に行って尚且つ夫の海外赴任に伴って地球の反対側の国へ行っちゃったくらいの(ちょっと違う)ダメージでした。


でももう今月には最終巻が出ることだし、そろそろ感想でも書いておこうかと、発売日以来 本日初めての再読。

最終決戦ともなるともう息つく暇もないってくらい、いつもにも増して 読んでて心臓がバクバクします。


※いつものようにネタバレありです。ご注意ください。









「フラスコの中の小人」の真の目的。

地球をひとつの生命体、あるいは膨大な宇宙の情報を記憶するシステムと考え、その扉を開き、「神」をその身の内に取り込む。

地球という生命体の扉をこじ開けるのが、5人の人柱の持つ真理の扉が反発しあう力。

「神」を身の内に捉え続けるエネルギーが、アメストリス全土の国民。


…これって、人体錬成を惑星規模でやるようなものだろうか?

扉の向こうから引っ張り出すのは、人間ではなく「神」=真理?



怒涛のように伏線が回収されていく。

今までホーエンハイムが旅をしながら国のあちこちに仕掛けていた 自分の中の賢者の石。

スカーの兄の研究の成果により、上書きされた国土錬成陣。


それらの意味するところがようやく明かされ、人間たちの大逆転劇が始まる。




「先に行くよ  ホーエンハイム」



この言葉に、涙が出た。

ホーエンハイムは自分の中の賢者の石を「仲間」と呼び、彼らもまた意志を持ってホーエンハイムに協力している。

戻るべき身体はとうに失われ、ただのエネルギー体と成り果てても、アメストリス人たちの魂を身体に戻す手助けをしようとする。

ホーエンハイムが闘っている時には、彼の内側から「負けんな!」「オレの命を使え!」「私の力も使って」と叱咤する。


荒川先生は、どのキャラも大事に大事に描く人だと思ってたけど、賢者の石にされてしまった名もなき人々まで丁寧に描く。

もちろん「描く」といっても そこに姿はないんだけれど。

それでも、かつては確かに生きた人間だったんだよ
身体はないけど 今も意志を持っているんだよ ということを、とても丁寧に表現する。



スカーと闘ったブラッドレイ(=ラース)の最期は壮絶だったけど、この巻の白眉はやはりエドVSプライドだろうか。

まさかのキンブリー登場に驚いたと同時に「やっぱり!」とも思った。

死の間際にプライドの中に取り込まれたのは、こういうことだったのかと。

キンブリーの魂が そのままの自我を保って生きていたことは、プライドには想定外だったらしいが。


キンブリーは変態だと今でも思ってるけど、美学と信念を貫いたのはカッコいいなぁと思う。

ついでに、去り際までが憎らしいほどカッコよかった。


「ホムンクルスの矜持だなんだと のたまっておきながら
自身に危機が訪れたとたんに 下等生物と見下す人間の容れ物に 逃げ込もうとする…

貴方  美しくない




キンブリーのお陰でエドに反撃のチャンスが生まれ、思いもよらない方法でエドがプライドの本体を引きずり出す。

ここで、あの時のあれも伏線だったのか!と気付いて愕然。

北の坑道で、エドが 腹に刺さった鉄パイプを抜く時にやった、あれ。

ほんっとに緻密に計算されてて、後で気付いて「やられた~!」と思うこともしばしば。感心すると同時に なんだか悔しい(笑)



プライドの本体が あんな無垢な赤ん坊だったのにも驚いたけど、鋼の右手で胎児みたいにちっさいのを掴んで よくぞ潰さなかった!エド、えらい!と、そこに感動。


エンヴィーは、実は人間を羨む か弱い ちいさな生き物だった。

プライドは、母を求めて泣く 豆粒のような赤ん坊だった。


ラストやグラトニー、スロウスも、もしかしてエドなら 殺すのではなく あんなふうに 深淵に手を伸ばして救ってやれたのだろうか?

そこにはやっぱり、ちいさなか弱い生き物がいたのだろうか?



「全部終わったら ブラッドレイ夫人に謝りに行かなきゃな」

そう言いながら、畳んだ自分のコートの上にそーっとプライドを降ろすエドは、彼を「プライド」ではなく「セリム」と呼ぶ。


この子 何者だろう?
なんかもう、天使に見えるよ。エド。



…次はついに最終巻。

もう最終回まで読んでしまったというのに、文字だけの予告でも まだ泣けます。重症です(笑)


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[2010/11/05 21:43] 荒川弘 | トラックバック(0) | コメント(0) | @
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