スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | @
子うさぎましろのお話
子うさぎましろのお話 (おはなし名作絵本 3)子うさぎましろのお話 (おはなし名作絵本 3)
(1970/01)
佐々木 たづ

商品詳細を見る

editaの絵本ポータルで、クリスマスの絵本特集を組むそうなので、参加させていただこうと思い、「"クリスマスの絵本"と聞いて思い出すのは?」と、娘に尋ねてみましたら、即座にタイトルが挙がった数冊のうちの一冊がこの本でした。


娘も私も大好きで、かつては何度も何度もいっしょに読んだ絵本です。


サンタ=クロースの住む北の国の子どもたちは、クリスマスのプレゼントをいちばん先にもらいます。
中でも真っ先にもらったのは、白うさぎの子"ましろ"でした。


プレゼントは、ばらの花の形をしたクリームを飾った大きなケーキと、綺麗なリース。
ケーキをぺろりとたいらげてしまった"ましろ"は、物足りなくなって、まだもっと何か欲しくなります。


そこで思いついたのが、別のうさぎの子になって、もう一度サンタ=クロースからプレゼントをもらうこと。
炭をこすりつけて、白いからだを黒くすると、朝まだ暗いうちに外に出て、サンタ=クロースのおじいさんの帰りを待ちました。


もちろん、サンタ=クロースのおじいさんには、一目で"ましろ"だということがわかったのですが、騙されたふりをして、何かあげるものはないかと探してくれます。
でも、もう袋はからっぽ。なにしろ、世界中の子どもたちにプレゼントを配り終えた後なのですから。


それでも、袋を裏返したときに落ちてきた一粒の種と、途中で食べるつもりだったサンドイッチを一包み、"ましろ"にくれました。
おじいさんのそりの中で食べた、そのサンドイッチは、それはそれはおいしかったそうですよ。


でも、この後、"ましろ"はたいへんな目に遭います。
家に帰る前に炭を落とそうとするのですが、はらってもこすっても、炭は落ちません。


「どうしよう。とれなくなっちゃった。ぼく、ほんとに "ましろ"じゃなくて、べつの うさぎに なっちゃったのかしら。」


嘘をついて、二度もプレゼントをもらったせいだと思った"ましろ"は、サンタ=クロースのおじいさんに種を返しにいこうとするのですが…。


「サンタ=クロースのおじいさんは、ぼくを、べつの うさぎだと おもいこんでいるんだから、やっぱり だめだ。」

この辺りの心の葛藤が、ほんとに「子ども」そのもので、読み聞かせの途中で、私はいつも笑ってしまうのです。


このままでは家に帰れない、でもサンタのおじいさんに種を返すこともできない、そこで"ましろ"が思いついたのが、神さまに種をお返しすることでした。
雪まみれになりながら、いっしょうけんめい雪を掘って、やっと土が出てきたところで、種をたいせつに土の中に埋めました。


体から雪をはらい落とした"ましろ"は、もう元通りの白うさぎ。
大喜びで、家へとかけもどっていきました。



"ましろ"が神さまにお返しした種は、春になると芽を出し、やがて次のクリスマスには素敵な奇跡を起こします。


この絵本のサンタのおじいさんは、「サンタ=クロース」というよりも「セント=ニコラス」と呼ぶほうがふさわしいような、司教のような出で立ちです。
初版が1970年ですから、もしかすると、今ではすっかりお馴染みの赤い服のサンタのイメージが、まだ定着していなかったのかもしれませんね。


パステルの線だけで描かれたような三好碩也さんの絵は、素朴で暖かみがあり、細かく描き込んでいないのが却って良い感じです。
北の国の、重く垂れこめた雲の様子や、もみの木の林が、線だけで見事に表現されています。


でも、このお話、耳で聞くだけでも楽しいんですよ。
"ましろ"の言葉のひとつひとつが可愛らしくて、声に出して読むほうも楽しくなります。
もう自分で好きな本を借りてきて読むようになった娘に、久しぶりにねだられてこの絵本を読んで、あらためてそのことに気付きました。


ブログランキングに参加しています。お気に召しましたらぽちっとお願いいたします。
くつろぐブログランキング参加中。お気に召しましたらぽちっとお願いいたします。
にほんブログ村ランキング参加中。お気に召しましたらぽちっとお願いいたします。
スポンサーサイト

テーマ:児童文学・童話・絵本 - ジャンル:小説・文学

[2007/11/08 15:26] 佐々木たづ | トラックバック(0) | コメント(2) | @
<<サンタクロースっているんでしょうか? | ホーム | 花さき山>>
コメント
--クリスマスの絵本初♪--
クリスマスの絵本特集への投稿ありがとうございます!!!
yukinousagiさんの記事が第1号ですe-257

HNと偶然(?)同じ様な雰囲気の絵本ですね。
あらすじを読ませていただきましたが、これは、奥の深そうなお話ですね。
是非読ませていただきたいと思います。
[2007/11/09 07:57] URL | そら #- [ 編集 ]
--そら様--
そらさん、こんにちは!
いつもお世話になってます。


HNは、あまりにもいい加減な決め方をしてしまったため、由来を話したらあきれられそうなので、あえて触れません(笑)
が、ほんと、言われてみれば、"ましろ"のことみたいですね~。


このお話、うちの娘は、「どうしよう…」の辺りでいつも、「ましろちゃん、かわいいねぇ」と大喜びしてました。
"ましろ"とサンタのおじいさんとのやりとりにも、心がほっこりしてきますe-343
[2007/11/09 17:04] URL | yukinousagi #- [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
http://yukigahuru.blog113.fc2.com/tb.php/41-5cff31b6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

お世話になってます

【ほんぶろ】~本ブログのリンク集

RSSフィード

BlogPeople

フリーエリア

楽天市場のおすすめ商品

フリーエリア

おすすめお小遣いサイト


おすすめアンケートサイト

メールで送られてくるアンケートに答えてポイントGET! 貯まったポイントは換金できます。 マクロミルは事前アンケートがたくさん届くので、1~2ヶ月で500円貯まりました。

マクロミルへ登録

アフィリエイト

PageRanker

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。