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なおみ
谷川俊太郎さんの作品に初めて出会ったのは小学校の図書室。
「しのはきょろきょろ」という児童書でした。
谷川さんの娘さんをモデルにしたというこの本は、女の子たちにとても人気があり、なかなか借りられなかったものです。


次の出会いは中学校の国語の教科書に載っていた「朝のリレー」という詩でした。
爽やかで印象的な詩で、今でも暗誦できるほど好きです。


そして「なおみ」は福音館書店の月刊絵本「こどものとも」の中の一冊。
谷川さんが物語を、沢渡朔さんが写真を担当した、「こどものとも」初の写真絵本だそうです。


少女と「なおみ」という名の市松人形との交流、そして精神的な別れを描いたこの作品は、ちょっと怖くて、けれども情感豊かな美しい絵本です。
ただし、子どもの頃に出会っていたなら、もっと不気味で怖い印象を受けたかもしれません。
実際、当時の保育園や幼稚園の先生方からは「子どもが怖がる」というクレームが来たとも聞きました。


凍りついた時間を生きる人形と、やがておとなになる時間の流れの中を生きる生身の少女。
そのふたつの存在の対比のうちに「時間」をとらえることはできないだろうか――
そういう谷川さんの着想から、この物語は生まれたのだそうです。


市松人形といえば、内田善美さんの漫画「草迷宮・草空間」
「ねこ」という名の市松人形は、話したり動いたりで主人公の青年をずいぶんと驚かせていました。


また、梨木香歩さんの小説「からくりからくさ」に登場する「りかさん」(※リカちゃん人形ではありません。市松人形の名前が「りかさん」なのです)
ヒロインはごく自然にりかさんの存在を受け入れ、穏やかな心の交流を続けます。


「なおみ」も「ねこ」も「りかさん」も、市松人形という共通点だけでなく、私の中にどこか似通った印象を残す愛しい人形たちです。


福音館書店 1982年1月1日発行
谷川俊太郎/作
沢渡朔/写真
加藤子久美子/人形制作
石岡祥子/出演


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テーマ:児童文学・童話・絵本 - ジャンル:小説・文学

[2007/07/30 12:00] 谷川俊太郎 | トラックバック(0) | コメント(0) | @
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