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「蟲師」降幕
蟲師 10 (10) (アフタヌーンKC)蟲師 10 (10) (アフタヌーンKC)
(2008/11/21)
漆原 友紀

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病院にいた頃よく通っていた本屋さんで、月刊アフタヌーン10月号の表紙に「蟲師 降幕」の大きな文字を見た時、「あぁ、次の巻で終わりなんだ…」と寂しくなりました。


ずっと前にもブログに書いたことのある、漆原友紀さんの「蟲師」第10巻です。
以前の記事はこちらから→蟲師



発売後すぐに買ったものの、「これを読み終えたら終わりなんだ…」と思うともったいなくて、すぐには開く気にもなれず散々惜しんだ挙句、先日やっと読み終えました。


「光の緒」「常の樹(とこしえのき)」「香る闇」「鈴の雫」の四篇が収録されています。


ある出来事がきっかけで、15年前に伐られた杉の大樹の記憶を引き継いでしまった男の話「常の樹」も良いのですが、なんといっても「香る闇」がいちばん好きです。


廻陋(カイロウ)という蟲のせいで時間の環の中に閉じ込められたカオル。


ギンコの助言でやっと環から抜け出した彼が、ぎりぎりの状況に置かれた時、最後に選んだ方法に「ああ、やっぱりそれしかないのか…」と、やるせない気持ちになります。


でも、「ヒトってそういう生き物だよね」と、その弱さが愛おしくもあり。
それは弱さでもあるけれど、同時に人が誰かを思う時の、その思いの強さでもあるので。
哀しいような切ないような結末だけれど、それだけではなく、なんとも複雑な読後感の残るお話でした。



沈丁花や金木犀の咲く頃になると、その香りにいつも泣きたいような懐かしさを覚えるのですが、来年からは、その正体不明の郷愁と共に、このお話も思い出すと思います。



「蟲師」まだまだ読みたかったな~。
化野先生やイサザ、そして淡幽の物語を。
願わくばギンコの旅路の果てまでおつきあいしたかったです、漆原さん。と、あとがきを読みながら思いました。


私にとって「蟲師」の世界はやっぱり、もしかしてあったかもしれない(あるいは今もこの世界と平行して在る)、もうひとつの懐かしい日本なのでした。


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[2008/12/07 19:04] 漆原友紀 | トラックバック(0) | コメント(0) | @
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